派遣契約における勤務時間

派遣で働く際には勤務する曜日と時間帯を予め決めた上で契約を結ぶことがよくある。
介護の職場の場合には特に常勤並みに働いてくれる人材が求められているため、しばしば平日は全日働く契約や、人手が不足する夕方以降や土日に働く契約が見られる。
そのような契約で長期的に契約をして働いていると、契約が終わることになって生活が変化してしまい、苦労して時間の都合をつけなければならなくなってしまいやすい。
半年程度の契約では生活に違いは生じにくいが、一年程度になるとライフイベントが起こるリスクが高くなるだろう。
そのトラブルに見舞われないようにするためにはシフト制の職場を選んでおくのが賢明である。
介護現場ではパートやアルバイトも含めてシフト制で現場を運営していることは多く、求人もよく見かけられる。
生活の変化に合わせてシフトを希望していけば良いため、これからまだ大きなライフイベントが起こる可能性があるという人は特に選ぶ重要性が高い。
ただし、派遣で受けるときには規約に注意しておく必要がある。
その勤務時間帯や時間の長さに応じて時給が変化する場合もあるため、詳細にシフトと時給の関係についての規約も確認してから派遣先の職場を選ぶことが重要になる。
シフトとして週に何時間以上、土日に必ず勤務などといった形で細かな定めがある場合がしばしばあるのが特徴だからである。
24時間体制の施設であれば、土日に出勤できる方が重宝されるため、平日に休みがほしいという方には適しているだろう。◆◆◆派遣社員の休日事情◆◆◆